2010年5月7日(金)「しんぶん赤旗」

NPT再検討会議

井上議員 日本の草の根運動激励


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(写真)4日、「反核医師の会の集い」で訴える井上哲士参院議員=ニューヨーク市内(小林俊哉撮影)

 【ニューヨーク=小林俊哉】訪米中の日本共産党の井上哲士参院議員は4日、日本から当地にかけつけた平和・民主団体の会合に相次いで出席し、「核不拡散条約(NPT)再検討会議の成功に向け、力を合わせましょう」と草の根の運動を励ましました。

 井上議員が参加したのは「医療・福祉関係者の集い」「反核医師の会の集い」「教職員交流集会」。日本共産党訪米団のNPT再検討会議の成功に向けた要請行動を紹介し、核兵器廃絶のための国際交渉を始める合意づくりの重要性を訴えました。

 この日は、原爆による白血病でなくなった佐々木禎子さんを主題に当地で紙芝居を演じた日蓮宗・妙蔵寺住職の佐治寿英さんの一行とも出会い、平和への願いを新たにしました。

 井上氏は、広島出身の「被爆2世」です。佐々木禎子さんをモデルに広島平和記念公園に建てられた「原爆の子の像」が完成した1958年5月5日は、井上氏の誕生日。出席した会合で、「折りしも今日は、日本時間で5日。52回目の誕生日を、再検討会議が開かれているニューヨークで迎えました。被爆者の問題は私が社会や政治のことを考えるようになった原点です。よりいっそう、がんばります」と訴え、どの会場でも拍手に包まれました。





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