2010年4月10日(土)「しんぶん赤旗」

派遣法改定案 抜け道だらけ

派遣切り被害者と党議員懇談


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(写真)派遣切りにあった人たちと懇談する高橋ちづ子議員(中央左)、仁比そうへい議員(同右)=9日、衆院第2議員会館

 「派遣労働者使い捨て禁止に抜け道だらけ。これでは名ばかり『改正』案だ」―。「派遣切り」にあった人たちが9日、国会内で日本共産党の高橋ちづ子衆院議員、仁比そうへい参院議員と懇談し、現場の声と国会での追及で政府の派遣法改定案を改善させようと決意を固め合いました。

 松下プラズマディスプレイの不当解雇とたたかう吉岡力さんは「もともと労働者供給事業と中間搾取は禁止されている。例外として出てきた派遣労働が大手をふっていることを正してほしい」と発言しました。

 「働く女性の全国センター」の伊藤みどりさんは「(改定原案をつくった)労政審の論議をすべて傍聴しました。女性が派遣を望んでいるという誤ったデータで、現行法も理解していない使用者側と、派遣労働者が含まれない労働者側の論議でできた抜け道だらけの案です。改善させて派遣労働者に太い命綱を下ろしてほしい」と話しました。

 「みなし雇用は、違法派遣が始まった時点にさかのぼり採用を」「労働者を守るべき労災病院でも中途解雇がされている」「派遣先への団体交渉応諾義務を盛り込んで」と参加者が次々訴えました。

 仁比氏は「国会の追及でマツダ自動車の違法を是正させた経験もあります。抜本改正は可能です」と発言。高橋氏は「法案を修正したことで長妻昭厚労相が労政審に謝った。本当に情けない。これでは国会はいらなくなる。みなさんと力を合わせ国会で抜本改正を求めます」と述べました。





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