2010年3月21日(日)「しんぶん赤旗」

「日米同盟に思考停止」

「普天間」シンポ

マスコミ九条の会


 マスコミ九条の会主催のシンポジウム「『普天間問題』のウラに隠された真実―進行中の米軍グアム統合計画の意図を探る」が20日、都内の日本記者クラブで開かれました。

 最初に、国際問題ジャーナリストの吉田健正さんが米軍のグアム統合計画について基調報告しました。

 続いて、軍事評論家の前田哲男さんと、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが討論。前田さんは、日米安保条約の50年を振り返り、「50年前の安保の解釈をめぐって、密約と呼ばれるものが今なお生き続け、かつ増殖し続けて安保体制、安保構造全体を規定している」と指摘。憲法の枠内という「表の安保」と「裏の安保」の二重政策が長く続いてきた問題を語りました。

 鳥越さんは、「普天間問題」をめぐるメディアの役割と責任について発言。「大半の政治家・官僚・マスメディアは日米安保体制ありきで話を始めているが、その出発点を取り払い、ゼロベースで考える必要がある」と述べ、「少なくとも普天間基地は日本から撤去を。その先はアメリカが考えるというのが交渉の筋だ」と語りました。

 吉田さんは、「マスメディアが日米同盟について思考停止に陥っている」と指摘。「真実を探求するジャーナリズム精神をもう一度身につけてほしい」とコメントしました。

 コーディネーターは、マスコミ九条の会の呼び掛け人・桂敬一さんが務めました。



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