2010年3月9日(火)「しんぶん赤旗」

世界で「国際女性デー」

創設100年 東京の中央大会に800人


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(写真)国際女性デー中央大会で生活の向上、男女平等、平和を求めてパレードする女性たち=8日、東京都千代田区

 国際女性デー創設100年を迎え、世界女性行進がスタートした8日、各地で「雇用とくらしを守ろう」「核兵器のない平和な世界を」と集会が開かれました。

 東京では、2010年国際女性デー中央大会(主催・同実行委員会)が千代田区で開かれ、800人が参加しました。

 堀江ゆり実行委員長(婦団連会長)が開会あいさつし、世界の女性が連帯し行動に立ち上がってきた国際女性デーの歴史と世界・日本での運動の広がりにふれ、「私たちがつくった政治の変化をさらに確かにし、憲法が輝き希望あふれる社会となるよう、さらに連帯と共同を広げましょう」とよびかけました。

 「くらしと平和と権利」のためにたたかい続けてきた国際女性デーの100年のあゆみが、音楽と映像で紹介されました。横断幕やのぼりを手にした農民や業者、労働者などさまざまな職業の女性が舞台を埋め、中央大会をスタートに、たたかい・運動を前進させる決意をのべました。

 潘基文(パンギムン)国連事務総長をはじめ国内外から多数の連帯のメッセージが送られ、国際婦人年連絡会の江尻美穂子世話人、日本共産党女性委員会副責任者の高橋ちづ子衆院議員が来賓あいさつしました。石川康宏神戸女学院大学教授が記念講演しました。

 集会後、参加者は都心部をパレードしました。


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