2010年3月2日(火)「しんぶん赤旗」

米海兵隊・オスプレイ

「12年秋、沖縄に配備」

長島防衛政務官が明言


 長島昭久防衛政務官は1日、都内での講演で、米海兵隊が導入を予定している最新鋭の垂直離着陸機・MV22オスプレイについて、「古くなっているCH46ヘリに代えて2012年10月から沖縄に随時、導入される予定になっている」と述べました。

 米海兵隊は毎年秋、米議会に提出している「海兵航空計画」で12年10月から沖縄にオスプレイを計24機、配備する計画を示していますが、これまで日本政府は「具体的な計画は聞いていない」などとして否定してきました。政府高官で米海兵隊の計画を追認し、「12年秋からの沖縄配備」を明言したのは長島氏が初めてです。

 長島氏は、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設先」として自公前政権が計画していた同県名護市辺野古への新基地建設計画について、「オスプレイ配備を前提にした環境アセスメントになっていない」と指摘。「仮に(普天間移設先を)辺野古にするのなら、もう一度アセスをやり直さないといけない」と述べて否定的な考えを示しました。

 一方、「海兵隊のヘリ部隊は地上部隊に20分以内でアクセスできる場所に置く必要がある」と述べ、「県内移設」を強く示唆しました。

 オスプレイは現在、普天間に配備されているヘリより騒音が大きく、開発段階で墜落事故が相次いでいます。


 MV22オスプレイ 両翼のローター(回転翼)の向きを動かすことで、ヘリコプターのような垂直離着陸や、固定翼のプロペラ機のような飛行ができます。自力展開能力は3900キロに及びます。不安定な構造のため墜落事故を繰り返し、「未亡人製造機」との異名を持ちます。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp