2010年2月28日(日)「しんぶん赤旗」

「3・1ビキニデー」始まる

核廃絶へ圧倒的世論を

国際交流フォーラム開く


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(写真)核廃絶について話し合う国際フォーラム参加者たち=27日、静岡市駿河区

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)など、核兵器廃絶運動に取り組む市民団体が主催する「3・1ビキニデー」が27日、静岡市内で始まりました。日程は、1日まで3日間の予定です。この日の「国際交流フォーラム」には140人が参加。5月にニューヨークで開かれる「NPT(核不拡散条約)再検討会議」に向けて、海外の平和運動団体と議論を交わしました。

 NPTは、5年ごとに「再検討会議」を開き、条約の運用状況について議論するよう定めています。また、核保有国に対し、核軍縮交渉を行う義務を課しています。各国の反核運動団体、平和団体は、再検討会議で核兵器廃絶交渉の開始を確認するよう求めており、再検討会議の期間中、「ニューヨーク国際共同行動」に取り組みます。

 「フォーラム」の討論に先立ち、日本平和委員会の千坂純事務局長は、「NPT再検討会議に向けて、核兵器廃絶の圧倒的な世論をどう高めるか。その決起の集会にしたい」と訴えました。

 パネリストとして、米国のフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソン氏、グアム平和正義連合のリサリンダ・ナティビダド会長、韓国の進歩新党の丁鐘權(チョン・ジョングォン)副代表が出席。日本原水協の土田弥生事務局次長と、「2010年を『核兵器のない世界』への転換点に」をテーマに討論しました。

 土田氏は「1200万人分を目標に交渉の開始を求める署名を集めている。1500人がニューヨークの国際行動に参加し、日本国民の願いを届けます」と発言。国際行動の調整役を担うガーソン氏は、「日本から多くの方が来ることは、私たちを励まし、勇気付けています。団結して勝利しましょう」と語りました。

 ニューヨークでの行動について、外国代表から「新聞への意見広告の掲載」「テレビやラジオに出演し、アピールしよう」といったアイデアも出されました。参加者から、各地ですすめる署名活動の経験などが語られました。


 「3・1ビキニデー」 日本の核廃絶運動の原点ともいえる運動です。1954年3月1日、米国がマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験で、日本の「第五福竜丸」をはじめとする漁船の船員、島民らが多数被ばくする事件が起こりました。これを契機に、日本国内の反核運動が高まり、毎年、集会が行われてきました。



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