2010年1月29日(金)「しんぶん赤旗」

北海道酪農守って

農協幹部ら紙議員に要請


 日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は28日、北海道農協中央会の永井則夫常務理事、ホクレンの石崎裕酪農部長ら北海道農協酪農畜産対策本部役員と国会内で懇談し、2010年度の酪農畜産政策・価格対策に関する政策提案の要請を受けました。

 永井常務理事は、「飲用乳の需要がデフレなどの影響で10%以上落ち込み、その分加工向け生乳が増えている。その結果、加工原料乳補給金の対象となる限度数量を10万トン以上、上回ることになり、ぜひ限度数量を引き上げてほしい」「国内需要が減少している中で、乳製品の輸入を抑えてほしい」とのべ、苦境に立たされている北海道酪農を守るため11項目にわたり要請しました。

 紙氏は、2月末に、畜産・酪農政策価格と関連対策の決定が予定されており、その際、参院農林水産委員会で集中審議が行われると紹介。日本共産党として、北海道の酪農・畜産経営が発展・継続できるよう取り組んでいきたいと語り、激励しました。



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