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2010年1月8日(金)「しんぶん赤旗」

米の人員削減 128万人

09年 自動車産業が最多


 【ワシントン=西村央】米国の企業や国・自治体が2009年に公表した人員削減数が前年比5・3%増の128万8030人で、02年以来7年ぶりの厳しい水準でした。民間機関チャレンジャー・グレー・アンド・クリスマスが6日、発表しました。

 発表によると、もっとも人員削減が多かった部門は自動車産業で17万4192人、前年の12万7281人を大きく上回りました。ゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーなど巨大企業の経営破たんと再生の過程で、人員削減が大規模だったことを反映しています。

 次いで多いのは、国・州や非営利組織の17万853人で、前年の2・2倍と急増しました。景気落ち込みに伴う税収の減少で財政が悪化し、公共部門などでの人員削減となったものです。

 月別にみると、09年12月が4万5094人で、米国の景気後退が始まった07年12月以来、最小。対前月比での減少も12月まで5カ月連続となっています。

 発表は、雇用増については厳しい見方をしており、「雇用回復過程は、人員削減過程より長期となる」として、「景気後退下で失業した820万人が再び(雇用の場に)再吸収されるには多くの月数を要する」と予測しています。



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