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2010年1月6日(水)「しんぶん赤旗」

派遣村移動

入所者「仕事ほしい」

共産党都議に要望語る


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(写真)入所者から話を聞く(正面左から)大山、かち、菅谷の各氏=5日、東京都大田区

 日本共産党の大山とも子、かち佳代子両東京都議は5日、菅谷郁恵大田区議とともに、「公設派遣村」(渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター)の入所者を同日から受け入れた都の臨時宿泊施設(大田区)を訪れ、実情を調査しました。

 都の担当者は、入所者の受け入れ状況と今後の対応を説明するなかで、生活保護の申請希望者に対する説明会を6日に行うことを明らかにしました。

 大山議員らが、希望者が改めて各市区の福祉事務所に出向かなければならないのかただすと、担当者は同施設では手続きの説明が基本としつつ、「利用者が(施設と福祉事務所を)行ったり来たりすることはないようにしたい」と述べました。

 また、同施設で最長2週間程度の受け入れを予定するのに、医師・看護師が常駐しないことも分かりました。

 3氏は入所者と懇談。昨年仕事を失った男性(43)は「とりあえず帰る所があるので仕事を探し、年末にけがをした右足も治したい」と話し、一緒にいた男性は「ハローワークに行っても、若くないと仕事がない。どこかに仕事がないか」と語っていました。



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