2009年12月8日(火)「しんぶん赤旗」
自給率向上を国策に
岡山県農協中央会と有坂農漁民局長
日本共産党の有坂哲夫農漁民局長と岡山県委員会の石井ひとみ委員長、垣内雄一国民運動委員長、武田英夫、赤坂てる子両県議は7日、岡山県農業協同組合中央会との意見交換会を開きました。
県農協中央会からは宮本芳郎専務、安田和弘参事をはじめ5人が、全国農業協同組合連合会岡山県本部から荒嶋弥寿夫部長が参加しました。
冒頭、宮本専務は「全国大会での志位委員長のあいさつはすごかったですね。エールをいただきました」とのべました。
有坂局長は「いまの政権に代わったひとつの大きな要因に、農村の疲弊と農家の困難がある」とのべ、価格保障・所得補償や輸入化路線を転換する党の政策を語り「農協のみなさんと基本的考え方で一致している。協力できることがたくさんある」と語りました。
宮本専務は「国が戦略として農業の基本政策をしっかり確立してほしい。いまの自給率でいいのか、大半の国民が不安に思っている。自給率向上を国の施策にしてほしい」とのべました。
荒嶋部長は「専業農家は輸入が増えると倒産の憂き目にあう。農村で事業をすると不幸になるのでなく、夢を持てる政策にしてほしい」と話しました。
■関連キーワード