2009年12月4日(金)「しんぶん赤旗」
林業が地域の柱に
党北海道委 道森連副会長と懇談
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日本共産党北海道委員会は3日、森林産業の再生をめざす北海道森林組合連合会(道森連)の岡本光昭副会長と札幌市内で懇談しました。
北海道の森林面積は全国の約4分の1を占めます。全国森林組合連合会(全森連)会長の林正博氏も名寄市出身です。
懇談では全森連大会での日本共産党志位和夫委員長のあいさつが話題になりました。岡本氏は「勘どころをきちんとおさえたあいさつでしたね。会長もほめていました」と述べ、林業が雇用を生み出し、地域づくりの重要な柱になることなどを縦横に語り合いました。
岡本氏は、林業が大きな雇用を生み出しているドイツに「限界集落」がないと述べた志位氏のあいさつに言及。「林業はそういうものです。私も“森林王国”ドイツに行きましたが、小規模経営が多く、日本とよく似ていても自給率は100%で輸出もしています。
ドイツの森林率は約30%なのに街と森林がよく配置され、日本よりはるかに森林が多い感じでした」と語りました。
花岡ユリ子道議団長らが「住宅リフォーム助成の制度化など、林業再生に向け私たちも力を尽くします」と述べると、岡本氏は「これから木材の出番ですね」と繰り返しました。
懇談には真下紀子道議、金倉昌俊道議予定候補、佐々木忠党道自治体部長らが参加しました。
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