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2009年9月27日(日)「しんぶん赤旗」

基地闘争 新たな出発点

安保破棄中央実行委 交流集会始まる

沖縄できょうまで


 民主党中心の政権が生まれた新しい局面のもとで、米軍再編に反対するたたかいの新たな出発点として、安保破棄中央実行委員会の基地闘争交流集会が26日、那覇市内で開かれました。2日間の日程です。約150人が参加しました。

 主催者あいさつした全労連の柴田真佐子副議長は、「たたかいを前進させ、安保廃棄の世論を構築しよう」と呼びかけました。

 東森英男事務局次長が基調報告しました。米軍基地強化を押しつけてきた自公政権が退場し、「米軍再編見直し」「地位協定改定」を政権合意とする政権が誕生したことは画期的な変化であり、米軍再編を撤回させる新しい条件・可能性が生まれたとのべ、国民が望む方向での前進がかちとれるかどうかは国民のたたかいにかかっていると強調しました。

 東森氏は、安保・基地問題の重要課題が待ったなしで問われており、全国各地で米軍基地強化に反対する声が高まっていると指摘。当面の具体的かつ切実な要求の実現と、基地問題の根本にある安保条約の廃棄は不可欠の課題だとのべ、新政権への要求・要請、基地闘争の発展と全国連帯の推進、来年の安保改定50年に向けたとりくみを提起しました。

 沖縄のたたかいの新局面と展望について日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が、海外の基地闘争と日本のたたかいについて日本平和委員会の川田忠明常任理事がそれぞれ特別発言しました。

 沖縄県統一連の新垣繁信代表幹事、沖縄大学名誉教授で沖縄平和市民連絡会代表世話人の新崎盛暉氏、日本共産党の井上哲士参院国対委員長がそれぞれ歓迎や連帯あいさつをしました。



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