2009年8月6日(木)「しんぶん赤旗」
保育改悪議論始まる
厚生労働省が検討している保育制度改悪の詳細を議論するための専門委員会の初会合が、5日、同省内で開かれました。
社会保障審議会少子化対策特別部会(大日向雅美部会長)の下に置かれる二つの専門委員会の一つで、名称は保育第1専門委員会。直接契約制度の導入など「保育の提供の仕組み」を主に議論します。
メンバーは、大日向氏など特別部会の委員4人をはじめ、保育団体の代表、自治体関係者、学識経験者ら15人。委員長に大日向氏が、委員長代理に岩村正彦・東大大学院教授が選任されました。
厚労省は「委員会は月に1〜2回開き、スピード感を持った議論を進めていきたい」としています。
指定事業者制の導入など「参入の仕組み」を主に議論する第2専門委員会は、6日に第1回の会合を開きます。