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2009年8月5日(水)「しんぶん赤旗」

悪政に立ち向かう党

市田書記局長が支持よびかけ

宇都宮演説会


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(写真)聴衆の声援にこたえる左から小池一徳比例予定候補、市田忠義書記局長、塩川てつや比例予定候補=4日、宇都宮市

 総選挙(18日公示、30日投票)での躍進をめざし日本共産党の市田忠義書記局長を迎えた演説会が4日、宇都宮市文化会館で行われました。

 「日本共産党への支持を広げて北関東比例ブロック(定数20)で塩川てつや予定候補の議席を絶対確保し、議席増へ挑戦しよう」と訴えた市田氏らに、会場いっぱいに集まった参加者は「がんばれー」「よし!」と、声援と拍手を送りました。

 「ゆきづまった自公政治に審判を下そう」と強調した市田氏は、総選挙後の政治状況のもとで、▽国民の切実な要求を実現する立場で課題ごとに他党とも協力して政治を動かす▽消費税増税や改憲など危険な政策実現を許さない「防波堤」となる―という日本共産党の立場を紹介しました。

 「なぜ日本共産党にそれができるのか」。市田氏は、「二つの旗印」(▽「ルールある経済社会」▽「自主・自立の平和外交」)を掲げる党であると同時に、(1)口で正論を述べるだけでなく、行動が伴っている党(2)草の根で国民と結びついて共同して未来を切り開いてきた党(3)企業・団体献金や政党助成金と無縁で財政的に国民に依拠している党(4)相手がどんなに強大でもくじけず悪政に立ち向かう党―だからと語りました。

 そのうえで市田氏が「共産党は『怖い』のか。党員作家の小林多喜二のようにどんな弾圧・拷問を受けても信念を曲げない人たちの集まりは、悪政をおしすすめる勢力にとっては怖い存在だろう。しかし、国民にとっては、これほど頼もしくやさしい存在はない。日本共産党の躍進を伴ってこそ、自公政権に審判を下したいという願いが本当に生かされるのではないか」と訴えると、会場は大きな拍手に包まれました。

 塩川比例予定候補は「日本共産党の質問が政府を動かし、国民や中小企業を助ける大きな力となっている。この党の議席を増やしてください」と呼びかけ、小池一徳比例予定候補(栃木1区重複)が党への支持を訴えました。

 宇都宮市の23歳の女性は「職場で8時ごろまで残業しても仕事が終わらないのに、1カ月に7時間しか残業代をつけるなといわれていて、生休とかも取れない。労働関係の話は身につまされてうるうるして聞いた。『共産党はちょっとね』という友達に勇気をもって市田さんのように話せるようになりたいと思った」と話しました。


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