2009年5月12日(火)「しんぶん赤旗」

小沢民主代表の辞意

国民の批判に追い込まれた

市田書記局長が会見


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(写真)記者会見する市田忠義書記局長=11日、国会内

 日本共産党の市田忠義書記局長は十一日、国会内で記者会見し、民主党の小沢一郎氏が党代表辞任を表明したことについて、「西松建設がらみの献金疑惑での国民の厳しい批判の前に、代表辞任に追い込まれたというのが事の真相だ」と指摘し、疑惑についての説明責任を果たさない小沢氏と民主党の姿勢を厳しく批判しました。

 市田氏は、「小沢氏が辞めたからといって、それですむ話ではない」と強調。「民主党という政党全体をみても、(事件が)選挙に不利か有利かという議論はあっても、だれ一人として自浄努力を発揮しようという動きはなかった。これでは国民の信頼を得ることはできないだろう」と指摘しました。

 また市田氏は、小沢氏が辞任表明会見で、「一点のやましいところもない」と述べ、献金事件に無反省の態度をとったことについて、「事実上の開き直り会見だ。自民党の金権体質となんら変わりがない」と述べました。



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