2009年2月21日(土)「しんぶん赤旗」
憲法生かし平和守れ
女性10団体が院内集会
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「平和憲法を生かして、平和といのち、くらしを守りましょう」と二十日、日本YWCAをはじめとする女性十団体が、院内集会を開催し、各党女性議員へ要請しました。八十人が参加しました。
院内集会で、石井摩耶子日本YWCA会長が、「女性は、憲法前文がのべている平和的生存権が世界の隅々までいきわたるようにと願っている。女性たちのとりくみを分かち合い、協力・連帯のきずなを強めましょう」と開会あいさつしました。
十団体がとりくみを発言。新婦人の高田公子会長は工夫をこらした憲法グッズを手に、「戦争を体験した年配会員が子育て世代の会員へ平和への熱い思いを語り、核兵器廃絶、憲法守れの運動を受け継いできました」と話しました。
婦団連の堀江ゆり会長は、「くらしの問題も女性の平等の問題も平和なしには実現しない、と運動してきました。たくさんの団体が手をむすんでいくことも大切です」とのべました。
全労連女性部の大西玲子事務局長は、憲法が守られてこそ労働者の働く権利、男女平等が実現すると各職場ですすめてきたとりくみを発言しました。
許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局の高田健さんが、改憲をめぐる動きについて講演しました。
日本共産党の紙智子参院議員をはじめ、社民、民主党の議員が激励あいさつしました。