2008年12月20日(土)「しんぶん赤旗」
革新懇アピール
38氏から賛同
国民中心の新しい政治へ 共同の輪
ピーコさん・大谷昭宏さんら多彩
全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)が呼びかけたアピール「暮らしを守り、国民中心の新しい政治へ、共同の輪を広げましょう」に、これまでに各界の三十八人から賛同が寄せられました。
アピールは、思想や支持政党の違いを超えた国民的共同で政治を変えようと呼びかけたもの。十九日発表の賛同者名簿には、タレントのピーコさん、女優の黒田福美さん、ジャーナリストの大谷昭宏さん、元朝日新聞論説主幹の岸田純之助さん、作家で日本ペンクラブ会長の阿刀田高さん、エッセイストの海老名香葉子さんら、各界の多彩な人たちが並んでいます。
賛同者のうち二十五人からはメッセージも寄せられました。タレントの稲川淳二さんは、「国民を守れる国、優しさのある国、堂々と胸を張れる国であってほしい」と主張。ピアニストの小川典子さんは、「最初からあきらめずに一人一人で声を上げれば、かならず政治の方向転換をすることができる」と訴えています。また、政治学者で広島平和研究所所長の浅井基文さんは、「アメリカ発の世界経済危機は、新自由主義、市場至上主義の必然的結果です。そのアメリカに全面的に追随してきた日本の保守政治を根本から改めなくては日本の明るい未来はありません」と、政治変革の必要性を論じています。