2008年9月30日(火)「しんぶん赤旗」

三笠フーズ転売の汚染米

厚労省検査書つき

告発文書紙氏入手


写真

(写真)農水省に届いた告発文書(上2つ)と三笠フーズに厚労省が出した残留農薬の検査成績書(下)

 残留農薬による汚染米転売問題で、昨年一月と二月の二回にわたり、農水省に届いた告発の手紙の詳細が二十九日、明らかになりました。日本共産党の紙智子参院議員が入手したもの。汚染米を不正転売した三笠フーズにたいして、厚生労働省が流通にお墨付きを与えた残留農薬の「検査成績書」がつけられており、告発文書を一年八カ月近くもにぎりつぶしてきた責任の重大性が浮き彫りになりました。

 一通目の告発は二〇〇七年一月二十九日の受領印があり、あて先が関東農政局東京農政事務所消費流通課となっています。手紙は「沖縄、鹿児島●●に焼酎原料として売込みの話があるもち米の件で、お尋ねします。このもち米は平成十八(二〇〇六)年十一月頃インターネットで見ました十五(〇三)年度産の残留農薬0・05%と発表されたもち米と同品ですか?」と指摘しています。残留農薬「メタミドホス」は「不検出」とした厚労省の三笠フーズあて検査成績書二通(報告日が〇七年一月十二日)が添付されていました。

 二通目は〇七年二月二日の受領印があり、「米菓原料卸売業から」と記載された手紙には「広島、岡山方面に米菓用で売り物の話が出ていますもち米の件」と書かれ、「この品は五百トンから八百トン位あると聞いています」と書かれています。

 厚労省が三笠フーズに出した残留農薬の「検査成績書」もつけ、「通関の切れた品を何のために分析をしたか、価格で見ると事故品等で飼料用か工業用又はアルコール用で売却された品物ですか」と書かれていました。


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