2008年9月18日(木)「しんぶん赤旗」

新しい日本つくる第一歩の選挙に


千葉・津田沼 志位委員長が訴え

聴衆2千500人

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(写真)志位和夫委員長の街頭演説を聞く人たち=17日、千葉・JR津田沼駅前

 「いまこそ政治の中身を大本から変えるときです」。日本共産党の志位和夫委員長は十七日夕、千葉県習志野市のJR津田沼駅前で演説し、目前に迫る総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

 帰宅途中の人も足を次々に止めるなど駅前のデッキから歩道への階段まで人が連なり、二千五百人が演説に聞き入りました。切実な暮らしの問題をとりあげた演説に「そうだ」「その通り」など熱い声援が相次ぎました。

 志位氏は、自民党の総裁選では「国民の暮らしの苦しみをどう打開していくのか、まじめな議論がなにひとつない」と批判し、喫緊の例として汚染米転売問題をあげました。

 この問題の根っこには七十七万トンのミニマムアクセス米という「日本国民に必要のない輸入米があることは明白です」と述べ、盛んな拍手を受けました。

 若者「使い捨て」労働の実態や、お年寄りを「うば捨て山」に追いやる後期高齢者医療制度に対する高齢者の憤りに話をすすめ、「人間らしい労働のルール」の確立や差別医療制度の撤廃を、力を込めて訴えました。

 財源問題の中で「大企業の利益は一九九〇年度の十九兆円から二〇〇六年度の三十三兆円へと一・七倍化したのに税金は横ばい」と告発。大企業・大資産家に応分の負担を求める立場を表明しました。

 志位氏は、どの問題でも、国民を苦しめる“震源地”は財界で、根っこには財界中心の政治の異常なゆがみがあると指摘。日本経団連に“通信簿”をつけてもらい企業献金をもらう政党ではこのゆがみはただせない、「財界献金をびた一文受け取っていない、日本共産党を伸ばしてこそ暮らしを守る一番の力になる」と訴えました。

 アメリカいいなり政治の問題では、世界で広がる平和の流れに逆行して、破たんした米国の戦争の支援に固執する流れを批判。「戦争政治の根源――日米安保条約をなくして、基地のない平和な日本を」と訴えました。

 「政治の中身を変えずに、政権の担い手だけを代えても、日本の未来は開けない。この総選挙を、日本共産党を伸ばし、財界・アメリカ中心から『国民が主人公』の新しい日本をつくる第一歩の選挙としましょう」と呼びかけると、鈴なりとなった聴衆から大きな拍手と歓声がわきおこりました。

 はたの君枝、加藤英雄、斉藤和子、小倉忠平各衆院南関東比例予定候補が決意を表明しました。はたの氏は、派遣法の問題や原油高騰対策の直接補てん実現など国政を動かしてきたことを述べ、「この流れをさらに広げましょう。政治の中身を変えられる日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。

 千葉市に住む学生(21)は家に帰る途中で演説を聞きました。「志位さんの話を聞くまでは福祉のためなら低所得者に重くかかる消費税増税も仕方がないのかと悩んでいた。大企業に減税しているとか、共産党以外の政党が国民の税金(政党助成金)を三百二十億円ももらっているのはおかしい。国民の痛みが分かる政治にしてほしい」と話していました。

松山市駅前 市田書記局長が訴え

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(写真)市田忠義書記局長を迎えて行われた日本共産党街頭演説=17日、愛媛・松山市駅前

 日本共産党の市田忠義書記局長は十七日、愛媛県入りし、松山市駅前で、衆院四国ブロックでの党議席の回復を訴えました。党県委員会は、「総選挙に向けた総決起の場に」と位置づけ、ビラや電話で市民に街頭演説を案内。終日、雨が降り続くなか、駅前のロータリーは八百五十人の聴衆で埋まりました。バス停では「共産党の演説だ」と振り返るバス待ちをする人など、市民の注目が集まりました。

 大きな拍手で迎えられた市田氏は、わずか一年の間に二度も政権を投げ出した自公政治のゆきづまりを厳しく告発しながら、それと正面から立ち向かってきた日本共産党の役割と値打ちを強調しました。

 雇用の問題では、労働のルールが壊され、働く人の三人に一人が非正規雇用で働かされ、正社員も長時間・過密労働で九年連続給与が減り続けている実態を告発。「日本共産党は、貧困をうみだす派遣労働などを規制し、安心して人間らしく働けるルールを確立する」と訴えると、大きくうなずいて拍手をおくる人の姿も見られました。

 市田氏は、ゆきづまりの大本にある財界中心・アメリカいいなりという二つの異常を根本からただす決意を表明。「四国は一つ、全国は一つの思いで、なんとしても日本共産党の議席を大きくしてください」と気迫を込めて訴えると、共感の拍手が起きました。


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