2008年6月22日(日)「しんぶん赤旗」

戦争禁止 世界の流れ

「九条の会」が憲法セミナー

井上ひさし氏と明珍美紀氏講演

岐 阜


 「九条の会」は二十一日、第五回憲法セミナー「9条で平和をつくる メディア報道と憲法問題」を岐阜・じゅうろくプラザで開きました。

 「九条の会」呼びかけ人の一人で作家の井上ひさしさんと元新聞労連委員長で毎日新聞記者の明珍美紀さんが講演し、会場いっぱいの六百五十人が聞き入りました。

 明珍氏は「九条を維持するという世論が多数となっているとき、市民と政府とメディアの間にはかい離がある」と指摘。「メディアと市民との連携を進めることが課題」とし、「イラク戦争で砲弾の先にある現実を知らせることなどメディアの内側から声をあげ、平和と憲法について書いていきたい」とのべました。

 井上氏は、一八九九年の第一回ハーグ国際平和会議で毒ガス禁止などが決められたことを紹介。二回の世界大戦と幾多の地域戦争を経た一九九九年にハーグ国際市民平和会議が開催され、日本国憲法九条にならって各国議会が戦争禁止を議決するという行動原則が決められたとし、「戦争そのものを禁止しようという声が世界の市民のものになっている」と百年の歴史の流れと九条の位置を語りました。

 井上氏は「その本家本元がなくなったらどうするか」と呼びかけ、「人の都合で死ぬのはやめる。死ぬのは自分で決める。それが九条を大切にしようということの意味」とのべました。


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