2008年3月29日(土)「しんぶん赤旗」

圏央道工事崩落事故

自然保護団体が現地調査


 東京都八王子市の高尾山南側の圏央道(首都圏中央連絡自動車道)城山八王子トンネル北側坑口付近で、工事現場の土砂と擁壁が崩落した問題で、高尾山への圏央道トンネル建設に反対する自然保護団体の代表が二十八日、現地調査に取り組みました。日本環境学会の坂巻幸雄前副会長や日本共産党国会議員団東京事務所の梶川忠俊所員、党都議団の蔵貫義朗事務局員も参加しました。

 調査した自然保護団体「高尾山の自然をまもる市民の会」の橋本良仁事務局長、「国史跡八王子城とオオタカを守る会」の米田徳治事務局長は、トンネル入り口が土砂とコンクリートの塊、倒木で完全にふさがれ、崩れたがけ地に水が染み出しているのを確認しました。

 坂巻氏は「崩落した斜面まで入れないので、外側から見た状況では、もともと不安定ながけにトンネルの坑口を取り付けて、そこに水が回ってきて崩壊したのではないか。事前の調査も不十分だし、対策や設計にも問題があるのではないか」と話していました。

 崩落した現場付近は、今月の二十四日にトンネル北側坑口と作業坑が貫通したばかりでした。


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