2007年12月13日(木)「しんぶん赤旗」

温かい府政 梅田さんで

市田氏訴え 大阪知事選勝利へ8500人


 来年一月十日告示(二十七日投票)の大阪府知事選で、「明るい民主大阪府政をつくる会」の梅田章二候補の勝利をと十二日、大阪市の府立体育会館で「府民大集会」が開かれました。会場いっぱいの八千五百人以上が参加。女性四千人の寄せ書きをつないだタペストリーが会場を飾り、「梅田さんとともにあたたかい府政、憲法が輝く新しい府政を」の思いがあふれました。

 日本共産党の市田忠義書記局長が講演。知事選は、国言いなり、府民そっちのけの「オール与党」府政をこれ以上続けるのか、梅田さんとともに「府民が主人公」、くらし・福祉最優先の府政をとりもどすのかが問われる選挙だと強調しました。

 参院選後の情勢にふれ、インド洋からの海上自衛隊の撤収や被災者支援法の改正など、「国民の声は確実に政治を動かしている」とし、先の大阪市長選でも「自公政治ノー」の願いが表れたと指摘しました。

 府政について、「明るい会」に寄せられた二万通近い府民アンケートを紹介し、「府民の怒りは『オール与党』がやってきた府政全体に向けられている」と強調。無駄遣いをやめ、府民のくらし・福祉・教育、中小企業をささえ、大阪の経済を立て直す府政をという府民の願いにこたえられるのは梅田さん以外にないと力説し、「どういう組み合わせで候補者がでても『オール与党』の陣営にはこれ以上府政をまかせることはできない。『大阪が変われば日本が変わる』の意気込みでともにがんばりましょう」とよびかけました。

 梅田候補が、暮らしと営業を応援する政策を語り、「憲法が輝く府政で府民不在の政治を変えるため、全力をつくします」と決意を表明。参加者の熱い拍手に大きく手をあげてこたえました。

 女性社長や女性弁護士、若者が梅田さんを応援しました。

 茨木市から参加した女性(31)=保育士=は、「梅田さんの政策はぜひ実現してほしい。頑張ろうという力がわきました」と話していました。


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