2007年12月1日(土)「しんぶん赤旗」

衆院比例候補73氏に

共産党 全都道府県で擁立

第2次分を発表


 日本共産党の市田忠義書記局長は十一月三十日、国会内で記者会見し、次期衆院選の比例候補者の第二次名簿分四十九氏を発表しました(別項参照)。志位和夫委員長ら第一次の二十四氏と合わせ、比例候補は七十三氏(一覧)になります。


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(写真)記者会見する市田忠義書記局長(中)、大幡基夫選対局長(左)穀田恵二国対委員長=30日、国会内

 市田氏は、第一次・第二次を合わせた今回の比例候補者名簿の最大の特徴について、「北海道から沖縄まで全国すべての都道府県から比例候補者を擁立したことだ」と指摘。これは、比例選挙に力を集中し、得票と議席を伸ばすという第五回中央委員会総会で提起した新しい選挙方針に基づくものだと述べました。

 市田氏は、「各候補は、それぞれのブロックや県で、国民の切実な要求に基づく活動を強めるとともに、広い有権者に自公政治に代わる新しい政治の中身、日本改革の方針を語り広げる先頭に立つ人たちだ」と説明しました。

 市田氏は、自公両党が参院選での国民の審判にそむく政治に固執している一方、「反自公」の旗を掲げて参院選をたたかった民主党の党首も自民党との「大連立」の方向をさぐるなど、有権者の民意を裏切る行為に走ったことを指摘。「こういう流れにくみせず、『国民の立場』を貫く日本共産党の出番だ」と強調し、有権者の切実な願いに応えて、奮闘する決意を述べました。

 さらに「七十三人もの比例候補を擁立するのは初めてのことであり、これによって、すべての都道府県において、『支部を主役に』比例選挙での前進のための活動に日常的、系統的にとりくむ組織的保障がきずかれた」と強調しました。

 比例候補の全体の構成は、現職が八人、元職が三人、新人が六十二人。女性は二十三人で、比率は32%。平均年齢は四十七・七歳で、前回(二〇〇五年)の五十一・八歳より四歳若返っています。


比例候補第2次分の49氏

 【北海道】
 岡  ちはる
 おぎう 和敏
 さとう 昭子
 渡辺 ゆかり

 【東北】
 かとう 幹夫
 佐藤  雅之
 鈴木   知
 瀬川  貞清
 宮本 しづえ
 よしまた 洋

 【北関東】
 伊藤   岳
 小池  一徳
 酒井  宏明
 桜井 はる子
 田谷  武夫

 【南関東】
 小倉  忠平
 笠木 たかし
 斉藤  和子
 藤井 みどり
 むねた 裕之

 【北陸信越】
 かねもと幸枝
 佐伯 めぐみ
 佐藤まさゆき
 たけだ 勝利
 中野 さなえ

 【東海】
 鈴木まさのり
 中野 たけし
 ひらが 高成

 【近畿】
 金田  峰生
 川内 たかし
 国重  秀明
 豆田よしのり

 【中国】
 東  つよし
 石飛いくひさ
 石村  智子
 岩永なおゆき
 藤本 さとし
 吉田さだよし

 【四国】
 田中  克彦
 近石 美智子
 古田  元則

 【九州・沖縄】
 小林 とき子
 しのだ  清
 瀬戸  雄也
 ばば  洋光
 渕瀬  栄子
 山口  広延
 山下   魁
 山本  伸裕


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