2007年11月13日(火)「しんぶん赤旗」

第４５期赤旗名人決まる

将棋 武田 俊平さん

囲碁 関 翔一さん

（写真）優勝し、喜びの関翔一さん（左餐囲碁）と武田俊平さん（右餐将棋）＝１１日

　第四十五回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会（赤旗名人戦、同大会実行委員会主催）は十一日、東京都豊島区池袋のホテルグランドシティで、ベスト８に勝ち残った選手が熱戦を展開しました。囲碁では関翔一さん（１７）＝埼玉＝、将棋では武田俊平さん（２８）＝千葉＝がそれぞれ優勝し、第四十五期赤旗名人となりました。二人とも初優勝です。

　囲碁の準優勝は佐々木悠介さん（２７）＝福井＝、三位は田村剛啓（よしひろ）さん（５３）＝高知＝、四位は平野翔大（しょうだい）君（１０）＝神奈川＝。出場者中最年少の平野君は「ここまでよくやったと思う」と感想を述べました。

　将棋の準優勝は山田洋次さん（３３）＝神奈川＝、三位は北村公一さん（４２）＝山口＝、四位は下平雅之さん（３５）＝福岡＝でした。

　赤旗囲碁名人となった関翔一さんは「素直にうれしい。二日通して苦しかった」と話しました。赤旗将棋名人の武田俊平さんは「準優勝がこれまで最高でしたからうれしいです」と喜びの声。

　将棋審判長の西村一義九段は「８強はだれが勝ってもおかしくない実力者ぞろいでした。また次をめざして頑張ってください」。囲碁審判長の小島高穂九段は「レベルが高い中でよく勝ち抜きました。しっかり打っていると見ていて思いました」とそれぞれ講評しました。