2007年10月22日(月)「しんぶん赤旗」

ゆうPress

9条に熱い人集まれ

来月16日 学生が憲法集会


 「学生が動けば世論が動く」。3000人の学生・青年が集まって社会に大きなインパクトを与えようと、11月16日、東京で憲法9条を守るための大規模なイベント「Peace Night 9(ピースナイトナイン)」が開催されます。平井真帆


 会場は早稲田大学。都内の各大学でつくられている「9条の会」のメンバーが中心になり、実行委員会を結成。首都圏、全国の学生に参加を呼びかけています。

 9月末、4回目の実行委員会が開かれました。石村和弘さん(原水爆禁止東京協議会事務局長)による「原水禁運動からみる、憲法9条」の講義を聞いた後、グループに分かれて企画を練りました。

 「学生は漠然と『平和が大事』って思っているけど、それが憲法9条と結び付いていない人も多いよね」。集会ではそこをつなげて、「平和のために自分にもできることがあるってことを発信していきたいね」。

 実行委員は今年3月から、こうした議論を積み重ねてきました。毎回の実行委員会で、憲法を多彩な側面から学んできました。第2回実行委員会では写真家の郡山総一郎さんを招いて講演を聞きました。夏には学習合宿も行いました。13の大学から約20人が参加する事務局会議は2週間に一度開催しています。

 現在、全国で80を超える大学で「9条の会」が結成されています。それぞれが各大学内で個別に活動しており、あまり連絡を取り合うことはありませんでした。

 今回のように「学生の9条の会」として統一したイベントを開催するのは初めて。「9条を守りたいというメッセージを“大学生の層”として、世間に大きく主張していく」ことが、集会の最大の狙いです。

 「もちろん、おとなの参加もウエルカム(歓迎)です。できれば若い人と一緒にきてくださいね」と実行委員。この秋、学生はもちろん、学生でない人も、子どもやお孫さんと一緒に「Peace Night 9」に出かけてみませんか。

99人から99メッセージ

東京大学

 各大学では、「9」にちなんださまざまな企画が取り組まれています。

 東京大学では「9条を守りたい」という思いを、99人から集める「99メッセージ」に取り組んでいます。憲法9条に関する9つの質問項目がある「9条・9問アンケート」で対話。「集会に行ってみたい」「がんばって」などの声が寄せられています。

 中心になって取り組んでいる一人、みゆきさん(21)は、長崎の出身です。みゆきさんが学んだ高校も、被爆した学校でした。多くの先輩が原爆で亡くなったといいます。

 「被爆者の方は、自分の親や友人を見捨てて逃げた、と今でも苦しんでいます。私もその場にいたら、そうしていたかもしれない。戦争とは本当に残酷なもの」

 長崎で育ち、被爆した高校で学んだことは「平和活動の原点」だというみゆきさん。しかし、「大学にきたら原爆のことも戦争のことも知らない人が多くて、みんなが平和について自信を持って言えない」ことに驚きました。

 「戦争のない社会がどんなに大切かを、もっと考えなければ。9条に“熱い人”を大学の中で増やしていきたい」

直行バス2台 100人で

中央大学

 「うちの大学から100人、連れていきたい!」と、毎週「プレ企画」を開催しているのは中央大学です。

 「被爆者の話を聞く集い」などのプレ企画を次々と開催。企画を通じて新しいメンバーが事務局に参加しています。集会当日は大学から会場までの直行バスを2台出す予定で、チケットを発行しています。

 「憲法9条は、何もしなかったら変えられてしまう。誰かが守らなきゃ。だから僕がやる」。こう話すのは、連続プレ企画の中心メンバーの一人、よしのりさん(21)です。よしのりさんは社会福祉を学ぶうちに、問題の根底に「平和憲法9条」があることに気が付きました。

 「人権が尊重されないと、人間は自由に生きられない。人権が尊重されるためには平和でないといけない。平和が、福祉や社会保障のすべての前提なんです」

 プレ企画を通じて、多くの学生が、基本的には「平和が大事」と思っていることが実感できたというよしのりさん。「でも、マスコミの影響も大きい。大集会では、9条による平和外交の道を指し示せれば」

「Peace Night 9」 −集まれ9児たち・ともせ平和の光 

日時   11月16日(金)
      午後6時開場
      6時30分スタート

場所   早稲田大学 
      西早稲田キャンパス15号館

アクセス JR山手線(高田馬場駅 徒歩20分)西武新宿線(高田馬場駅 徒歩20分)東京メトロ東西線(早稲田駅3b 徒歩10分)

メーンゲスト 評論家・作家 加藤 周一さん「老人と学生―9条をどうするか」

ゲスト 東京大学教授・9条の会事務    局長 小森 陽一さん

ゲスト ジャズシンガー 形岡七恵さん


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韓国語の勉強始めた長続きの秘けつは?

  韓国のアイドルグループにはまってしまい、韓国語の勉強を始めました。彼らの言葉を理解したいのです。今まで、英語やテニスなどに挑戦しては挫折しています。韓国語はどうにかものにしたいのですが、長続きする秘けつや、よい勉強の方法などありますか?(24歳 女性)

情熱忘れずファンを続けて

  じつは私も大のアイドルファンでしたので、あなたにとても親近感がわいてきました。曲を聴いていると共感できたり励まされたりして元気が出ますよね。

 しかし相手が韓国のアイドルグループだと歌詞を理解するのがなかなか大変ですね。そのためにいまがんばって韓国語を勉強しているところでしょうか。

 何かに挑戦し、それを続けることはたしかに困難なことかもしれません。私はいま続けていることがいくつかあるのですが、そのなかでも一番長いのは天体観測でしょうか。小学校からですからかれこれ20年です。こんなに長く続けてこられたのは天文に対する興味をずっと持ち続けていたからだと思います。

 大切なことは情熱を失わないことです。それは目的を見失わないことでもあります。ボクシングでも本当はきつい練習はやりたくないのですが、チャンピオンになる目的のためにがんばりました。

 いまのあなたにとって韓国語を学ぶモチベーションは好きなアイドルグループを理解したいということだと思います。それを忘れてテストの点などを気にしだしたらいやになって長くは続かないでしょう。

 まずはどんどん彼らを応援してあげてください。彼らのファンでいる間は勉強もきっと楽しくてやりがいのあるものだと思います。それが一番の秘けつではないでしょうか。


第41代日本ウエルター級チャンピオン 小林 秀一さん

 東京工業大学卒。家業の豆腐屋を継ぎながらボクシングでプロデビュー。99年新人王。03年第41代日本ウエルター級チャンピオン。


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