2007年9月28日(金)「しんぶん赤旗」
ミャンマーで日本人死亡
軍政、デモ隊に発砲
【ハノイ=井上歩】ミャンマーの治安当局は二十七日未明、最大都市ヤンゴンの二カ所の僧院を急襲し、少なくとも五百人の僧侶を軍のトラックで連行しました。ロイター通信が目撃者の証言として報じました。
治安部隊はさらに、ヤンゴン中心部にいた千人以上のデモ隊に発砲。日本人を含む五人が殺害されました。国際社会は軍事政権に自制と平和解決を求めています。軍事政権はこれに反し武力弾圧を強めました。
襲われた僧院は四カ所以上、拘束は六百五十人以上との情報もあります。治安当局はまた、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)の広報担当者ら幹部二人も同日までに拘束しました。
ヤンゴン市内では僧侶を抜きに若者や学生がデモを決行し、一万人規模になっているといいます。デモは十日連続です。軍と警察が市民に自宅内にいるよう呼びかけているともいいます。
APF通信社 長井健司さん
外務省は二十七日夜、銃撃で死亡した邦人男性は所持していたパスポートから東京都港区のニュースプロダクション「APF通信社」と契約している、記者兼カメラマンの長井健司さん(50)であると、確認しました。

