2007年9月22日(土)「しんぶん赤旗」

水俣病全患者の救済を

ノーモアミナマタ国賠訴訟原告団 共産党に要請


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(写真)ノーモアミナマタ国賠訴訟原告団の大石団長(右から3人目)から要請文書を受け取る(左へ)仁比参院議員、有坂国民運動委員会事務局長、柳沢法規対策部長=21日、党本部

 ノーモアミナマタ国賠訴訟原告団(大石利生団長)は二十一日、東京都内の日本共産党本部を訪れ、被害救済とともに水俣病問題の解決への協力を要請しました。日本共産党からは、仁比聡平参院議員、有坂哲夫・国民運動委員会事務局長、柳沢明夫・法規対策部長が応対しました。

 原告団の林田直樹事務局長が、「現在、一万八千名を超える人がなんらかの被害救済を求めている。しかし与党のプロジェクトチームは、自らの都合のいい患者会だけの話を聞いて、救済策をすすめようとしている」と、この間の経過を説明。党国会議員団との懇談会の開催を要請しました。

 有坂事務局長は「救済をできるだけ小さく、幅狭くやっていこうというのが国や企業の態度です。それを打ち破っていくには、国民に広く訴え、共同をすすめることが大事。今後もみなさんと力を合わせて頑張りたい」とのべました。

 地域の世話人をしている男性(66)は、神奈川県で働いていた三十歳のころから、耳鳴りや手のしびれなどを感じるようになった経験を話しました。「神奈川にいたときには原因不明で、頭に注射をしたが治らなかった。定年になって田舎に帰り診察を受けて、水俣病だといわれた。いまでも眠れないほど苦しい」と語りました。

 仁比議員は「被害を語りつづけていただくことが、すべての人を救済する道だと思います」と激励。すべての患者が救済されるまで、ともにたたかう決意を表明しました。


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