2007年8月12日(日)「しんぶん赤旗」

原爆被害

「米国に補償請求できる」

民放番組で吉井議員


 十日放送の日本テレビ系「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」に日本共産党の吉井英勝衆院議員が出演し、お笑いコンビ「爆笑問題」の太田さんが提案したマニフェスト「アメリカに原爆被害の賠償金を請求します」の是非で、各党議員らと議論しました。

 自民党の石破茂元防衛庁長官は「サンフランシスコ平和条約で日本は請求権をいっさい放棄している」と反対。吉井氏は「国として賠償請求権は放棄したようにみえるが、犠牲者の方は加害者に対して、あるいは国が請求しないのなら国に対して、補償を請求する権利はある」と反論しました。

 議論の中で太田氏は「マニフェストのきっかけは、久間章生前防衛相の“原爆投下はしょうがない”発言。原爆というものが必然だとしてはいけない。絶対駄目だと決着をつけなくてはいけない」と述べました。



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