2007年7月28日(土)「しんぶん赤旗」

イラク 米軍基地建設を禁止

米下院、圧倒的な多数

法案可決 恒久的駐留施設認めず


 【ワシントン=山崎伸治】米下院は二十五日の本会議で、イラクに恒久的な米軍基地を建設することを禁じる法案を賛成三百九十九、反対二十四の圧倒的多数で可決しました。


 これは進歩議員連盟共同議長のバーバラ・リー議員(民主党)が提案し、七十七人が賛同を表明していたもの。同様の法案はこれまでも三回にわたって可決・成立していますが、「ブッシュ政権が実施を拒み続けてきた」(リー氏)ため、再度提案されました。

 法案はホワイトハウスのスノー報道官、ゲーツ国防長官が「在韓米軍」を引き合いに出して、イラクでの長期駐留を示唆したことなどを紹介。「米国が永久にイラクを占領するつもりだと認識されることが、武装勢力の支持獲得を助長し、暴力行為をあおっている」として、「米国はイラクに長期間ないしは永久に駐留することを求めないと明確に述べる」ことの重要性を指摘しています。

 「米軍の恒久的な駐留を目的とした軍事施設や基地をイラクに設置せず、イラクの石油資源の支配を行使しない」ことを米国の政策とするよう規定。議会はそのための予算の支出を認めないことを明記しています。

 採決前の討論でリー氏は「終わりのない占領という将来像は、米軍兵士の安全を損なう悪い政策として、はっきりと拒否しなければならない」と強調しました。



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