2007年6月28日(木)「しんぶん赤旗」
選挙の断面
自・民と「連携いっそう」
企業人政治フォーラム
日本経団連が加入企業の幹部社員をメンバーにしてつくる政治活動組織の企業人政治フォーラムが二十六日、都内の経団連会館で年次総会を開きました。
総会では「政治との連携を一層強化する」との今年度の事業計画が了承されました。新会長に大橋光夫昭和電工会長(日本経団連政治対策委員長)を新たに選出しました。
総会には御手洗冨士夫日本経団連会長も出席、自民党の中川秀直幹事長が記念講演で、参院選での自民党への支援を訴えました。総会後のパーティーには自民、民主両党などから衆参国会議員が参加しました。
企業人政治フォーラムは一九九六年七月に、保守二大政党制へ向けた動きを大企業側から側面支援する狙いで設立し、会員数は百五十八社、四千二百四十六人(今年三月現在)。
過去一年間の活動をみると自民党とは幹事長との懇談会四回、政策を語る会二回、参院自民党との懇談会・分科会六回、公明党とは代表との懇談会二回、民主党とは政策を語る会一回ほか自民、民主両党若手議員を招く懇談会をひんぱんに開いています。
企業人政治フォーラムは参院選で過去、日本経団連が丸抱えで擁立した加納時男参院議員(元東京電力副社長)、近藤剛元参院議員(元伊藤忠商事常務、のち議員辞職し日本道路公団総裁、現バーレーン大使)の選挙で政治団体並みの選挙運動を展開しました。
今回参院選では日本経団連として候補者擁立を見送りましたが、東京選挙区で自民党公認の女性候補の後援会長に古川一夫日本経団連副会長(日立製作所社長)が就任するなど自民党はじめ保守政党へテコ入れを図る企業ぐるみ選挙を繰り広げています。




