2007年6月5日(火)「しんぶん赤旗」

参院選まで１カ月

あすから 全国縦断 青年キャラバン

　参院選の公示日（七月五日予定）まで一カ月と迫りました｡各党とも総力をあげ、本番さながらの様相です。日本共産党は全国各地で、パンフレット『日本共産党はこんな政党です。』を配布し、党の議席の値打ちを語り、支持を広げることに全力をあげています。六日には全国を縦断する青年・学生キャラバンが出発します。

市田書記局長会見

　参院選挙を若い力が輝く選挙にしていこうと日本共産党と「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」が、六日から二十六日まで全国を縦断して青年雇用問題や党の姿を訴える「全国縦断　青年・学生キャラバン」を実施します。市田忠義書記局長が四日、国会内での記者会見で明らかにしました。

　キャラバンは、東日本コース（出発・東京↓到着・長野）、西日本コース（出発・静岡↓到着・広島）を二台の宣伝カーで運行。走行距離は東日本コースで三千百七十五キロ、西日本コースで二千四百九十五キロとなる見込みです。

　各都道府県で青年が集まる場所や主要な駅頭、大学の門前、繁華街で、党比例代表候補、選挙区候補、若い地方議員、青年などが自らマイクを握って街頭演説を行います。青年の要求を掲げて参院選をたたかう日本共産党の姿を多くの青年と有権者にアピールします。

　市田書記局長は会見で、キャラバンの先々でアピールするために青年の要求を書いたプラスター（宣伝物）を紹介し、「青年の働き方、雇用問題が一大社会問題になっています。日本共産党はこの間、青年雇用問題を国会でとりあげ、青年のみなさんと力をあわせて頑張ってきました。『青年問題といえば日本共産党』という状況をつくりだしていきたい」と抱負を語りました｡