2007年6月2日(土)「しんぶん赤旗」
児童扶養手当
受給者 最高の99万人
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母子家庭の母親などに支給される児童扶養手当の受給者は今年二月現在で九十八万七千四百五十人にのぼり、過去最高を更新したことが一日閣議決定された「母子家庭白書」でわかりました。
児童扶養手当は、年度ごとに改定され、年収や子ども数によって異なります。母と子ども一人の場合、年収百三十万円未満では月四万一千七百二十円(二〇〇七年度)支給されます。収入が上がるにつれ支給額は減らされ、年収三百六十五万円以上になると支給が停止されます。
自公民が来年削減
児童扶養手当受給者数の増加は、この制度が「母子家庭の命綱」であることを示していますが、政府は来年四月から、手当の半減などの制度改悪を実施することにしています。これは、〇二年の国会で、自民・公明の与党と、民主党が法改悪したことによるものです。
白書では、母子家庭世帯の平均所得は二百三十三万四千円で、全世帯の平均所得五百八十万四千円の約40%にとどまるなど「低い水準となっている」と指摘しています。また、「暮らし向き」意識調査では、母子世帯の79・8%が「苦しい」「やや苦しい」と回答。全世帯の56・2%を大きく上回りました。


