2007年5月22日(火)「しんぶん赤旗」

宗平協45周年で懇親会

市田書記局長あいさつ


 日本宗教者平和協議会が二十一日、東京で結成四十五周年記念懇親会を開催、日本共産党の市田忠義書記局長が出席しあいさつしました。

 日本宗平協は一九六二年四月に結成。「平和の祈りを行動の波に」と呼びかけ、三・一ビキニデ―墓前祭の主催など、平和・民主主義の運動の統一と発展につくしてきました。

 市田氏は、「侵略戦争を深くざんげするとともに、軍備なき平和な世界が実現することを念願する」という結成宣言をひき、「この言葉が今ほど輝きをもっているときはない」と述べ、「宗教者の勇気ある発言が平和と憲法を守る世論を育て広げている」と期待を寄せました。

 懇親会では宗平協の鈴木徹衆理事長が「四十五年の歩みと今日的意義」と題して記念講演。宗平協結成当時の時代背景や運動に分裂を持ちこもうとする動きとのたたかいのエピソードを折りこみながら、「宗教の違いを超えた連帯をつくりあげ、諸階層の運動との協力共同を追求し、社会科学とそれぞれの教学の両立を目指してきた。この理念と歴史を今後の力にしていきたい」と述べました。

 懇親会には日本原水協、新日本婦人の会や宗教、文化団体関係者らが出席。第五福竜丸平和協会の安田和也事務局長らがあいさつしました。


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