2007年5月14日(月)「しんぶん赤旗」
まともな 仕事を ５・２０青年大集会
一緒に 一歩踏み出そう
１００カ所宣伝を開始 神奈川
 （写真）駅前を通る青年らに集会の参加を呼びかける谷川氏（左）と、はたの氏（左から２人目）＝13日、川崎市 |
残業代を払ってほしい。休みが取りたい。時給を上げてほしい―働く青年の願いや怒りをもちよって声をあげ、社会に大きくアピールする「５・２０全国青年大集会」（東京・明治公園）。神奈川県の日本共産党と日本民主青年同盟は十三日、多くの青年に参加を呼びかける「一〇〇カ所宣伝」をスタートし、ＪＲ川崎駅前で宣伝しました。
谷川智行参院比例予定候補（東京・南関東）、はたの君枝参院神奈川選挙区予定候補（前参院議員）らも駆けつけました。
宣伝中、飲食店「すき家」に「残業代を払わせたって本当ですか」と尋ねてきた女性（２９）は「月に四、五十時間残業しているけど、残業代は出ません。本当に働きやすい社会にしてほしい」と話しました。
一方、民青同盟横浜北東地区委員会は十一日から、駅前で集会案内とともに、「お仕事実態調査」にもとりくみ、アンケートへの協力も訴えています。
アンケートに答えた高校生（１６）は「コンビニで働いてるけど高校生だけのときもある。時給は八百円で大学生もおとなも同じ」と話していました。出版の営業をしている男性（２８）は「残業は平均で月八十時間。四十五時間までは残業代が出るけど、残りは有給休暇に回される。一カ月分は余裕でたまっているけど、夏と年末年始を除いて年に四日くらいしか取れない」と言います。
宣伝に参加した学生（２１）が政治や社会に期待することを尋ねると「ホワイトカラー・エグゼンプションについては名前で中身をごまかさず、国は誰にでもわかりやすい言葉で伝える義務がある。長期休暇がほしい」と話しました。
「５・２０全国青年大集会」は二十日（日）正午から分野別交流会が始まります。一人でもグループでも参加できます。問い合わせは実行委員会０３（５３９５）５３５９。
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