2007年5月10日(木)「しんぶん赤旗」

イラク派兵3万5000人

交代・補充要員 米政府が命令


 【ワシントン=鎌塚由美】米国防総省は八日、三万五千人の米兵にイラクへの新たな派兵命令を出したと発表しました。撤退を要求している野党・民主党などの抵抗を押し切ったものです。

 新たに派兵されるのは、陸軍十個戦闘旅団の兵士。展開中の部隊の交代・補充要員で、八月から十二月までに配備が完了する予定です。

 同省のウィットマン報道官は、今回の発表は単なる配備の交代だとし、バグダッド周辺への「増派とは無関係」だと強調。一方、増派の継続については、「現場の状況次第だ」とも述べ、その可能性を否定しませんでした。

 ブッシュ政権はこれまでに約三万人の増派を発表し、バグダッドを中心に作戦を継続。しかしバグダッドの治安は回復せず、四月の米軍死者も百人を超え、月間犠牲者数としては今年最多となりました。



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