2007年5月3日(木)「しんぶん赤旗」

4月米兵死者104人

国防長官 暴力増加は“想定内”


 【ワシントン=山崎伸治】イラクに派兵された米兵の死者が四月は今年最悪の百四人となりました。月単位の死者が百人を超えたのは二〇〇六年十二月以来。二〇〇三年三月の開戦後では六番目に犠牲者の多い月となりました。

 イラク戦争での犠牲者を調査し、インターネット上で公表している「イラク連合軍犠牲者総数」によると、四月の死者は米国防総省が確認した百二人に確認待ちの二人を加え、百四人となっています。開戦以来、五月一日までに三千三百五十二人が犠牲となっています。

 米兵犠牲者の増加傾向は昨年後半から続いていますが、その理由としてバグダッドでの治安回復作戦の遂行があります。四月の死者の半数はバグダッドでした。

 ゲーツ国防長官は一日、日米安全保障協議委員会(2プラス2)終了後の記者会見で、バグダッドの治安回復作戦の実施で「暴力の増加があることは予想していた」と表明。「ペトレアス(イラク米軍)司令官が言ったように、これは数日や数週間では終わらず、数週間から数カ月かかる。九月ごろには事態を評価できるようになるだろう」との見方を示しました。



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