2007年3月20日(火)「しんぶん赤旗」

看護師不足解決へ提言

日本共産党


 日本共産党は十九日、「安全でゆきとどいた医療を 看護師不足を解決するための緊急提言」(全文)を発表しました。

 提言では、▽国民の世論と運動で実現した手厚い看護配置基準(患者七人に看護師一人)を後退させないために診療報酬を四月から引き上げる▽看護師不足を過少に見積もった政府の「看護職員需給見通し」の見直しと抜本的増員―などを求めています。

 同日の記者会見で緊急提言を発表した小池晃政策委員長は、看護師不足の最大の原因は、自民・公明政権の「構造改革」・医療費抑制政策にあることを指摘。また、東京都の石原慎太郎知事が、看護学校四校を廃止するなど、地方政治でも重要な政策的争点になっていることを強調しました。

 小池氏は党が実施した病院アンケート調査でも七割近い病院長が「看護師不足」を訴えていることを紹介。緊急提言も全国の病院に届け、対話を広げる、とのべました。


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