2007年2月14日(水)「しんぶん赤旗」

イラク

爆弾テロ88人死亡

首都中心部の市場で次つぎ


 【カイロ=松本眞志】イラクの首都バグダッド中心部の二つの市場で十二日、爆弾テロが起き、少なくとも七十九人が死亡し、百六十五人が負傷しました。同市中心部のバブシャルジ市場でも道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも九人が死亡、二十一人が負傷しました。

 最初の爆発はイスラム教シーア派教徒が多いとされるショルジャ市場で、二つ目の爆発は一キロ離れたハラジ市場で起きました。

 事件当時マリキ首相は、宗派間抗争のきっかけとなった昨年二月のサマラでのシーア派聖廟爆弾テロの一周年を記して黙とうを行っていました。イラク内務省のハラフ准将は、今回の爆弾テロがこの日を選んで決行されたとし、三人の容疑者のうち外国人二人を逮捕したと公表。「犠牲者数は増えるだろう」と語りました。

 ロイター通信によれば、イラクのイスラム教シーア派最高権威シスタニ師は同日、サマラ爆破テロ一年を迎えるに当たって声明を出し、スンニ派への報復攻撃を慎むよう呼び掛けていました。

 駐留米軍とイラク治安部隊は、バグダッドで大規模な武装勢力掃討作戦を実施中ですが、同市では最近、大量殺りくを狙ったとみられる市場での無差別テロが続発。三日には別の市場で車爆弾により百三十五人が死亡する過去最大級のテロが発生しています。


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