2007年2月3日(土)「しんぶん赤旗」
厚労相発言
“女性が自己決定”の国際合意に反する
ILO協会理事が抗議文
柳沢伯夫厚労相の「女性は子どもを産む機械」発言に抗議し、日本ILO協会の木村愛子理事(国際人間環境研究所長)は二日、柳沢厚労相の辞任を求める文書を同大臣に送付しました。同日、日本共産党の志位和夫委員長に「立法府において、再びこのようなことが起こらないよう、貴議員のご尽力を心から期待いたします」と要請するファクスが届きました。
柳沢厚労相に対する抗議文書では、一九九四年の国際人口開発会議で合意された「女性は人口政策の対象ではなく主体である。特に産む性の女性が自己決定をすることに世界が取り組む」という原則に反する発言をしたのは「極めて深刻な事態」と強調しています。
そして、六月に開かれるILO総会で「差別の撤廃」をテーマに加盟諸国が討議を行うが、柳沢氏が厚労相を続けるなら「日本からのILO代表団、とりわけ政府代表たちは、他の男女平等先進諸国代表たちに合わせる顔がなく、大変恥ずかしい思いをされることになる」とのべ、「安倍首相の慰留に甘んじることなく、自ら厚生労働大臣の職を辞任する決断」をすることを求めています。

