2007年1月22日(月)「しんぶん赤旗」
いのちと環境優先へ
大阪で「公害環境デー」
大阪から公害をなくして地球環境を守ろうと、「第35回公害環境デー」が二十一日、大阪市の大阪NPOプラザホールで開かれました。同実行委員会が主催し、百八十人が参加しました。
芹沢芳郎実行委員長が「地球環境問題とのかかわりを考えながら足元の公害環境問題にとりくみ、環境優先の政治経済への転換を追求していきましょう」とあいさつ。
公害環境測定研究会のメンバー四氏が、昨年五月、府内全域で一万個以上の二酸化窒素カプセルを設置して実施した、第六回大阪NO2簡易測定運動(ソラダス2006)の結果を報告。大阪府全域、大阪市の平均値とともに、行政区別では、最高値が大阪市住之江区、最低値は千早赤阪村だったことを報告しました。
また、大阪市港区の国道43号線沿線で深刻な自動車排ガス汚染が続いているほか、大阪市内各地で環境基準の上限60ppb(ppb=10億分の1)を超える大気汚染が測定されたことが明らかになりました。
シンポジウムでは「地球環境から見た大阪」「大阪の大気汚染と道路問題」「都市の安全・ライフライン」「大阪のアスベスト公害と国家賠償請求」「食の安全・安心」「資源循環、容器リサイクル法」「環境行政への期待と現実」についてそれぞれ報告されました。
奈良市から参加した女性(35)は「ソラダスの結果を詳しく聞けてよかった。二酸化窒素の数値がどこでも高いので、大気汚染に関心をもっていかないといけないなと思いました」と話していました。

小木曽編集局長が語る

