1997年9月25日付「しんぶん赤旗」

日本共産党第21回大会

民青同盟員を3倍化青年の目くもりない


 党大会出発の前日に十九歳の青年を党に迎え入れ、大会に参加することができました(拍手)。これで、前大会以降七人の党員、うち四人の青年を党に迎えました。

 日本共産党員や民青同盟員が弾圧に屈せずたたかい抜き、いまでは、職場の四割の労働者を後援会に組織(「おーっ」の声)し、年四、五回のトーク集会をおこない、政治や社会、資本にたいするたたかいに向けて、団結を深めています。

党支部が援助体制明確にし大きな前進

 私たちの党支部は、青年結集と民青同盟の組織づくりに力を入れてきました。

 九四年十月に三人の同盟員で民青同盟班を再建しましたが、思うような活動もできず、党支部として「このままではだめだ」と、民青同盟班にたいする援助と指導体制を再度明確にし、大きな前進をつくりました。

 私は、昨年十二月の民青同盟第二十四回全国大会に評議員として参加し、私自身が大きく変化するきっかけをつくりました。全国の仲間の奮闘が励みとなり、職場の多くの青年に民青新聞購読を訴え、二日間で五人から購読の約束を得ることができました。

 この教訓も生かし、青年の職場での実態をつかむことを中心に、週一回の班会の定例化をおこなう努力を強めました。

新入社員歓迎の行事で結びつき

 今年四月には例年にない多数の新入社員が入社しました。この絶好のチャンスを生かそうと、民青同盟員が中心になって五〜九月にかけて徹底して新入社員の歓迎企画にとりくみました。青年の要求にそって、ハイキングや釣り大会、バーベキュー大会、ソフトボール大会などいろんな行事をするなかで、多くの青年と結びつきを深め、広げてきました。

 結びついた青年にたいし、民青同盟に加盟し、「いっしょに社会を変えていこう」「いま、労働組合がいくら経営内で賃上げ闘争をがんばっても、それだけでは、消費税増税や医療保険の改悪などで、青年の生活は圧迫されるばかりだ」「もっともっと多くの青年が結集し、政治のことを勉強し、行動をおこそう」と積極的によびかけていきました。

 その結果、新入社員の半数を超える十二人を民青同盟に迎えることができました(「おーっ」の声と拍手)。民青同盟は今大会期で十七人の青年をむかえ、班もいっきょに三倍化しました。

 この間、多くの同盟員を拡大してきて感じたことは、いまの青年には、ほんとうに日本共産党への偏見や民青同盟にたいする偏見などないということです。

 青年のなかで、日本共産党の主張や政策を語り広げるなかで、多くの青年は「世の中を自分たちの願いが生きる社会にできる」「自分の思いと同じだ」と共感してくれます。反共偏見がほとんどなく、くもりのない目でみてくれる。それが、いまの青年だと実感しました。十九歳の青年に正面から自分の人生と社会進歩を重ねあわせて生きることの魅力を語ると二つ返事で入党を決意しました。

 多くの青年を結集することが、日本の将来を変える大きな力になるという確信をもって、青年の革新的結集に全力をあげます。(拍手


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