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特集

領土・領有権問題 私たちはこう考えます 歴史的事実と道理にたった解決策を提案する党ですPDF

 

領土問題資料
領土問題資料集PDF

 領土問題の解決には、歴史的事実と道理にたった外交交渉が必要です。緊張を激化させるような行動は双方が慎まないと問題の解決にはなりません。

 日本共産党は侵略戦争と植民地支配に反対をつらぬき、旧ソ連、中国など、どんな大国の横暴も許さぬ自主独立の党です。だから、歴史的事実と道理にたった解決案を堂々と提案し、冷静にとりくみます。



冷静な外交交渉こそ唯一の解決の道2012100501_01_1[1].jpg

外国特派員協会 志位委員長の講演

2012年10月7日(日)「しんぶん赤旗」

「日本と中国、本当に尖閣諸島を領有しているのはどちらか」「日米安保条約との関係は」「政治的にどんなリスクがあるのか」―。日本共産党の志位和夫委員長は10月4日、日本外国特派員協会で「尖閣問題をいかに解決すべきか」をテーマに講演し、特派員らの熱心な質問にも時間ぎりぎりまで明快に答えました。 講演と質疑



領土問題をどう解決するか

ニコニコ動画 志位委員長の発言

2012年9月23日(日)「しんぶん赤旗」

 20日に生放送されたニコニコ動画の番組「まるごと紹介! 一気に見せます共産党!」で、日本共産党の志位和夫委員長が尖閣諸島や竹島問題について語った部分の要旨を紹介します。インタビュアーは政治ジャーナリストの角谷浩一氏です。穀田恵二国対委員長が同席しました。 つづき



外交交渉による尖閣諸島問題の解決を 志位委員長が提言

「外交交渉による尖閣諸島問題の解決を」 【提言全文】 【記者会見ムービー】 【号外ビラ】


写真 外交交渉による尖閣諸島問題の解決を 志位委員長が提言
日本政府に申し入れ

 2012年9月20日
  写真 尖閣諸島
日本の領有の正当性を主張

志位委員長、中国大使と会談

 2012年9月21日

写真
(写真)尖閣諸島問題で志位「提言」などを報じる各紙

尖閣問題座談会 流れ変える志位「提言」

2012年10月4日「しんぶん赤旗」

 日本政府が尖閣諸島について「領土問題は存在しない」と棒をのんだような対応で問題を深刻化させるなか、日本共産党の志位和夫委員長による「提言」(「外交交渉による尖閣諸島問題の解決を」)が反響を呼んでいます。「提言」をめぐって、外交問題の専門家と担当記者で話し合いました。 つづき



尖閣諸島1895年、領土編入

日本の領有と実効支配は正当

●尖閣諸島を探検した古賀辰四郎氏が同島の貸与願いを申請(1885年)。日本政府は尖閣諸島を日本領に編入しました(1895年)。これが最初の領有行為(先占)で、国際法で正当と認められています。

●中国は1970年代になるまで異議をとなえたことはありません。「日清戦争で奪った」という主張も歴史的に成り立ちません。

領有の正当性を説く外交努力を

●冷静に理をつくして日本の領有の正当性を説く外交努力を進めることが必要です。

●歴代の日本政府は「領有権の問題は日中間に存在しない」という理由で、30回以上、中国と会談・懇談してきたにもかかわらず、突っ込んだやりとりを交わした形跡はなく、国際社会に主張した例も見当たりません。

竹島1905年、領土編入

●竹島であしか漁をしていた中井養三郎氏の求めを受け、日本政府は同島を日本領として島根県に編入(1905年)。戦後のサンフランシスコ平和条約(1951年)も、竹島を日本が朝鮮に対して放棄する島の中に含めていません。日本の竹島に対する領有権の主張には歴史的にも国際法的にも明確な根拠があります。

●しかし、この時代は日本が韓国を武力をもって植民地化していく過程で、韓国の外交権は奪われ、韓国は異議をとなえることもできませんでした。

植民地支配への反省にたって話し合いのテーブルを

●解決のためには、日韓双方が歴史的事実にもとづいて、外交交渉で解決することです。

●いまの問題は、日韓間に解決を話し合うテーブルがないことです。日本政府が韓国併合(1910年)への根本的な反省にたってこそ、冷静に話し合うテーブルがつくられます。

全千島1875年、領土と画定

●択捉島、国後島の南千島はもちろん、千島列島全体が日本領です。日ロ間で結んだ樺太・千島交換条約(1875年)で画定されています。

旧ソ連が不法に占有、認めた日本政府

●旧ソ連は「領土不拡大」という第2次世界大戦の戦後処理の大原則を破って、千島を占有しました。

●日本政府はこれに抗議もせず、千島列島を放棄(1951年、サンフランシスコ講和条約2条C項)。全千島返還の交渉もしていません。

千島放棄を再検討し、全千島返還交渉を

●日本共産党は、戦後処理の不公正をただして、千島列島を放棄した条項にとらわれず、全千島返還の交渉をするよう提案しています。

●歯舞、色丹は千島ではなく北海道の一部であり、即時返還されるべきです。


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