日本共産党

社会保障の財源を考える

石川県・加南地区委員会作成

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紙芝居1 来年の4月から、後期高齢者医療制度といって、75歳以上のお年寄りに新しい医療保険が始まります。扶養家族で、これまで国保など払っていなかったお年寄りにも、保険料がかかります。大変です。お年寄りの負担は平均で2001年で年間15万円だったものが、2007年には定率減税の廃止などもあって、24万円以上と、9万円以上も増えました。本当に大変です。
紙芝居2 ところが皆さん、医療費がタダの国があります。映画「シッコ」というのを見ませんでしたか。そこに出てきたイギリスのほか、フランス、イタリアなどが医療費タダの国です。エーッて感じでしょ。どうしてこんな国がタダなのか。日本はタダにできないのか。
紙芝居3 そのワケは、国や自治体が出すお金が違うんです。ご覧のように、倍近く国や自治体が負担しています。
紙芝居4 じゃあ、日本は国や自治体がもっと負担できないのか。そういうと政府はどういうでしょう。「財源がない」というでしょ? 今日はその社会保障を守る財源について考えたいと思います。
紙芝居5 いま政府は、「財源がない」といっていますが、実はその財源について「経済財政諮問会議」という首相の諮問会議で話し合いがされて、2つの方向が出されています。「2つのカード」です。一つは、「社会保障費のカット」です。もう一つは、そう「消費税の増税」です。これではどっちに転んでも国民は大変です。これしかないというのが今の政府の考え方。
紙芝居6 しかし日本共産党の考え方は違います。財源はあるところにはある、というのが主張です。日本共産党の財源のつくり方は、2つの“聖域”にメスを入れる、つまり、ゆきすぎた大企業減税と軍事費にメスを入れるということです。
紙芝居7 これを比べるうえで、まずお話したいのは、「消費税と法人税減税のカラクリ」です。このように、私たちがこの間納めた消費税は、昨年までで175兆円。大変な額です。ところが、これだけ消費税を納めながら、社会保障は良くなりません。高齢化社会のためといわれてきましたが、国民も高齢者もますます負担が重くなる一方です。一体私たちが納めた消費税はどうなったのか。実は同じ時期に法人税の減税が行われて、その総額が160兆円。これでは消費税のほとんどが、大企業減税の穴埋めにされたと言っても過言ではありません。
紙芝居8 しかしみなさん、この大企業減税は、今も続いていて、税率はだんだん低くなっています。消費税が導入された翌年に2.5%下がり、今では30%と、10%分下がりました。いま大企業はバブル時をはるかに超える大変な利益をあげています。それなのに、減税。
紙芝居9 トヨタ自動車に至っては、バブル期の2倍のもうけなのに、税金は同じ。この4年間(03年度〜06年度)に1兆円の減税。トヨタの名誉会長と副社長の親子で、4年間に5億円の減税。こんなことあるでしょうか。私たちは、この行き過ぎた減税を元に戻せといっています。
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紙芝居10 大企業にもうけにふさわしい税金を、というと、「企業の税金をあげたら、海外に行ってしまうのでは」という話があります。でも現実は違います。企業が海外に進出する最大の理由は「労働コスト」です。次に「海外の方が、日本国内より売れるという市場の将来性」です。税金の負担は、グ〜ンと下の方です。しかも今海外にいる企業に、税率が「実効税率が30%になったら、日本国内に戻ってくるか」という質問には、3分の2が「検討しない」です。まともな税率に戻せは、道理ある主張だと思います。
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紙芝居11 さて、もう一つメスを入れるところは軍事費です。時間の関係で、項目だけにしました。もうとっくになくなっているソ連に対抗して、90式戦車を今も買いつづけています。3000億円。さらにこれもソ連のバックファイアーが攻めてきたら、というので買ったイージス艦1隻1400億円。米軍への思いやり予算。今年だけで2370億円。イラクなどの派遣費用1668億円。「在日米軍再編」で3兆円。これは予定です。ここにメスを入れれば、大きな財源になるのではないでしょうか。
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紙芝居12 さて、こういう財源の作り方は、自民党や民主党には言えません。ひとつだけ紹介します。それは、大企業から、多額の政治献金をもらっているからです。日本経団連は毎年、自民党と民主党に、経団連の意向にそった経済政策をとレポートを提出してもらって、経団連が通信簿をつけています。A,B,C、Dと。Aが評価が一番高い。このAの数によって、政治献金の額が違ってきます。このグラフのように、評価があがるにつれて、献金額が増えます。これでは行き過ぎた減税を元に戻せとは言えない筈です。

日本共産党は、企業から献金をいっさいもらっていません。政党助成金も受け取っていません。だからこそ国民の立場を貫けます。この党を伸ばしていただいてこそ、政治が変わります。どうぞよろしくお願いします。


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