日本共産党

2004年12月26日(日)「しんぶん赤旗」

不当逮捕の男性を送検

支援団体 釈放、不起訴を要求


 東京・葛飾区のマンションで日本共産党の「都議会報告」などを配布中に不当逮捕された男性は二十五日、亀有警察署から東京地方検察庁に送検されました。日本国民救援会東京都本部などは同日、ただちに東京地検に釈放と不起訴を求める要望書を提出しました。

 不当逮捕は、この男性が二十三日午後に葛飾区内のマンションで正当な政治活動として「日本共産党都議会報告」「葛飾区議団だより」などを配布していたところ、「住居不法侵入」の容疑でおこなわれたものです。

 東京地検に要望書を提出したのは、同救援会東京本部の深澤安治事務局長や日本共産党葛飾区議団の小笠原光雄幹事長、党葛飾地区委員会の新井杉生副委員長など。

 要請書は、「東京都選挙管理委員会は、選挙・政治活動にわたる宣伝物の配布について『国民に政策を知らせるために、本来自由でなければならない』」としていることを強調。東京地裁八王子支部が自衛隊官舎へのビラ配布について「ビラの投かん自体は憲法二一条(表現の自由)が保障する政治的活動で、民主主義社会の根幹をなす」「刑事罰に処するに値する違法性はない」との明快な判決をだしていることも指摘し、すみやかに釈放、不起訴決定をするよう求めました。


《要請先》

 東京地方検察庁 〒100―8903 東京都千代田区霞が関1の1の1 電話03(3592)5611

《抗議先》

 亀有警察署 〒125―0051 東京都葛飾区新宿(にいじゅく)4の22の19 電話03(3607)0110



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