2004年11月11日(木)「しんぶん赤旗」
新潟県中越地震に適用された災害救助法にもとづく住宅の応急修理について、厚生労働省の小島比登志社会・援護局長は十日、「台風水害についても応急修理の適用はある」とのべ、風水害についても適用でき、活用をすすめることを明らかにしました。
参院災害対策特別委員会で、日本共産党の仁比聡平議員の質問に対する答弁。仁比氏は、台風災害被災者から、適用を求める声があがっていることを紹介し、風水害にも適用できるはずだとただしました。
応急修理の限度額は、これまで一世帯当たり五十一万九千円でしたが、九日、厚労省は新潟県に、一世帯当たり六十万円に引き上げる通知を出しています。
村田吉隆防災担当相は､これらの措置について､同委員会で､｢決めたばかりで地元に情報が行っていないか心配だ｡是非とも活用してほしい｣とのべました｡
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。