日本共産党

2004年11月7日(日)「しんぶん赤旗」

止めよう教育基本法改悪

超満員の会場 全国集会に5500人


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教育基本法改悪を許さないとデモ行進する集会参加者=6日、東京・中央区

 教育基本法改悪を許すなと六日、東京・日比谷野外音楽堂で「教育基本法の改悪をとめよう!全国集会」が開かれ、五千五百人が参加しました。「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」が主催し、改悪反対での共同を呼びかけたもの。(14面に関連記事)

 「改悪をやめさせるため、デモをしたくてきた」という女子高校生。「この子に変なことを教えられて、徴兵制になっては大変」という子連れの母親。会場は満席になり、通路に座り込む人も。教職員は上部組織の違いを超え参加しました。

 各地からの参加者が次々に登壇。「日の丸・君が代」強制の実態などを告発するとともに、集会や署名などのとりくみを報告しました。宗教者、弁護士、戦争体験者らも、子どもと教育、平和を守ろうと語りました。

 小森陽一東京大学教授が教育を「戦争をする人づくり」にするものだと改悪のねらいを指摘。高橋哲哉東京大学教授は「基本法が変えられれば、学校からゆとりと自由が奪われ、教育そのものが破壊される。この運動は子どもたちの自由がかかった運動であり、私たちの自由をかけた運動」と訴えました。

 この日の全国集会までに各地で連帯した集会が開かれ、その参加者は計一万人を超えました。

 日本共産党の石井郁子衆院議員、小林みえこ参院議員が参加。石井議員が「教育基本法を二十一世紀に生かしてこそ、日本の教育が輝きます。みなさんとともに全力をつくします」と連帯のあいさつをしました。社民党・民主党の議員もあいさつしました。参加者は集会後、デモ・パレードで改悪反対を訴えました。



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