日本共産党

2004年10月30日(土)「しんぶん赤旗」

企業は社会的責任果たせ

争議解決へ総行動

全労連、東京地評、38の争議団


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「国鉄闘争とすべての争議の早期全面解決を」と求めた争議支援行動の参加者=29日、東京・国土交通省前

 「企業は社会的責任を果たせ」「国鉄闘争とすべての争議の早期全面解決を」―。全国労働組合総連合(全労連)と東京地方労働組合評議会(東京地評)は二十九日、争議支援中央総行動に取り組みました。三十八の争議団が大企業などの本社や省庁要請をしました。

 野村証券本社前の行動では、十五日に和解が成立した野村証券男女差別裁判の原告が大きな拍手に包まれました。原告代表の棚尾節子さんは「職場で『良かったね』といわれ、喜びがじわりと広がっています。一方で、『この和解がすべての女性に生かされるのか』と不安の声もあります。男女とも働きやすい職場の実現めざし、全力を尽くしたい」と語りました。

 野村証券から送り込まれた社長のもとでの不当労働行為に苦しめられ、是正を求めている朝日火災海上保険提訴団の大田決代表は「国内外で、企業の社会的責任が問われている。事実上の親会社の野村証券は最高裁の判決にもとづき、早期解決を」と訴えました。

 昼の国土交通省前には、約五百人が集まりました。全労連国鉄闘争本部の熊谷金道本部長は、企業の社会的責任を求める流れが国際的に強まっているとして、「ところが皆さんの職場は、差別が横行している」と批判。すべての争議と千四十七人のJR採用差別事件の早期解決をかちとろうと訴えました。

 昨年、争議に立ち上がり、総行動は二回目というJMIU東北住電装支部の田中真奈美さん(42)は「私たちより厳しいなかでがんばっている争議団の人たちに、大いに励まされます。企業は社会的責任を果たしてほしいし、国はしっかりルールを決め、後押ししてほしい」と話していました。



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