日本共産党

2004年8月28日(土)「しんぶん赤旗」

四国豪雨

首長「激甚指定を」

徳島調査 仁比参院議員に要望


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対岸(背景)から流れ込んだ土石流で崩落し土石に埋まる県道を視察する仁比参院議員(右から3人目)ら調査団=27日、徳島県上那賀町

 七月末から相次いだ台風と集中豪雨災害に見舞われた四国について、日本共産党の仁比聡平参院議員は二十七日、災害救助法が適用された徳島県南部の上那賀町と木沢村を視察しました。四国の地方議員と二十四日に行った政府交渉を踏まえ、被災実態に即した早期の復旧に向けて二日間にわたり四県の被災地を現地調査します。初日のこの日は、扶川敦県議、大沢夫左二・木頭村議、新居敏弘・鷲敷町議、岸功・元上那賀町議が同行しました。

 一行は上那賀町の野村英史町長と木沢村の中東利延村長を訪れ、復旧の取り組みや要望をめぐり懇談。政府交渉の結果を報告する仁比参院議員らに、中東村長は「裏山が近いうちに崩壊する不安など、心の動揺を抱える人は多い」と話し、激甚災害の指定を強く求めました。同地域を管轄する県相生土木事務所の松田五郎所長は、地域の災害が百三十カ所にのぼり、応急の復旧でも手が足りないと指摘。強力な台風16号の接近について「土石流で川床が上がり、危険な状況は続いている」と懸念しました。

 唯一の地場産業であるユズ生産も大きな被害を受けています。上那賀町の久川筆子さん(75)はトンネルを流れてきた土石流でユズ畑を流され、残った畑も石が積もり、自力で何日もかけてのけているところでした。「ユズは三分の一も残っていない。ユズに傷がつき消毒もできてなく、収穫は期待できない。元に戻すのに何年かかるかわからん」と肩を落としていました。



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