2004年8月3日(火)「しんぶん赤旗」
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台風10号から変わった日本海にある熱帯低気圧にむかって湿った空気が流れ込んだため、四国・中国地方で二日、各地で大きな被害が出ました。高知県中村市や愛媛県城辺町などで一時間に一〇〇ミリの激しい雨をもたらし、三十日の降り始めからの総雨量は徳島県神山町で一、二四一ミリ、高知県馬路村魚梁瀬で七六六ミリにのぼりました。
愛媛県松山市で死者一人、今治市で軽傷一人、住宅一部損壊九棟、床上浸水二棟、床下浸水百一棟、漁港の浮き防波堤二基破損(二日午後二時現在、愛媛県まとめ)。徳島県では、木沢村で行方不明二人、阿南市などで重傷二人、住宅被害は全壊六棟、半壊三棟、一部破損四棟、床上浸水四棟、床下浸水十七棟(同午前十時、徳島県まとめ)。高知県では全壊二棟、半壊二棟、一部破損四棟、床上浸水九十七棟、床下浸水二百九十四棟(同午後三時四十三分、高知県まとめ)、香川県では坂出市で軽傷一人、住宅一部損壊一棟、床下浸水四七棟(同午後二時四十五分、香川県まとめ)のほか、各所で土砂崩れや幹線道路の被害があいつぎました。
広島県では広島市内の一部で道路被害五個所、床下浸水七棟、がけ崩れ三個所などの被害が出ました。大雨によるがけ崩れなどを警戒して広島市安佐南区で百八十四世帯五百七十人に避難勧告(二日午後三時半現在)。同安佐北区でも十三世帯二十三人が自主避難しました。
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日本共産党の春名真章前衆院議員は二日、衆院四国ブロックの小橋則通所長、山岡勉・津野成助高知県伊野町議らとともに床上・床下浸水百七十七棟の被害がでている伊野町枝川地区で被災者を見舞い、災害状況や要望を聞きました。
床上浸水の被害を受けた田上金子さん(80)は「道路に水が出始めたと思ったらもう玄関に水が入ってきた。すぐ水につかる地域なので、台風の時期はたたみをあげて、生活しています」といいます。
吉良弘恵さん(68)は「あと三十センチで床上というところまできました。また台風がくると大変だから九月いっぱいは畳をあげて生活します。宇治川放水路事業を早く完成させてほしい」と話し、近所の女性も「そうですよ。本当はもっと早く完成していたはずなんですが」といいます。
このあと春名氏らは伊野町役場を訪れ、住民の要望を伝え、町の災害対策のとりくみについて説明をうけました。