2004年7月25日(日)「しんぶん赤旗」
新潟・福井の水害被害で週末にかけてボランティアが各地から続々と支援にはいっています。幹線道路に廃棄処分の家具や、家屋に入り込んだ泥の袋詰めが山積みになるなど水害のつめあとがいまも各所に残る新潟県中之島町には、全国からボランティアが連日千人ほど駆けつけています。「ボランティアのおかげで助かりました」と多くの住民から歓迎されています。ボランティアは、泥に埋まった家屋から泥を撤去するなど、黙々と作業をしています。
商店街の一角で酒屋を営む大竹一雄さん(77)は、「戦前からの店をどうしていっていいのか考えつかない」と、酒ビンが流された棚を見つめます。電気店の女性(60)は、「売るはずだったクーラーは倉庫ごと流されました。疲れは限界」と、残った家電製品の汚れを落とすのが精一杯のようす。
農作物被害も深刻です。町の中間の調べで、町の面積の65%を占める水田二千六百ヘクタールの80%が浸水したほか、大豆が全滅して六千九百万円の被害といいます。水田などの町の調査は週明けになる見込みで、農家は田畑に手が回らない状況です。